手のひらの発疹(掌、手の平)について。掌、手の平の発疹は実は重大な病気のサインであることもあります。手足口病は、乳幼児・小児によくみられる疾患です。
皆さんは手のひら(掌、手の平)に発疹がでたことってありますか?なんでもないだろうと思っていても、実は重大な病気のサインであることもあります。ふと気付くとてのひらに発疹があったが、痛くも痒くもないので病院にいかなったため、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)になってしまった人もいます。「掌蹠膿疱症」とは、小さな水ぶくれが手のひらや足の裏にでき、皮膚が荒れてしまうだけでなく、放っておくと、胸や首、腰などの骨や関節が激しい炎症を起こし、激痛をもたらすこともある恐ろしい病なんです。この掌蹠膿疱症は「歯科金属アレルギー」が原因で起こるもので、歯の治療で使われた金属が原因で起こるアレルギーの一種です。虫歯治療で詰めた「水銀アマルガム」が長い時間をかけ、水銀アマルガムから微量の水銀が溶け出し、結果、免疫機能が暴走し、発症するものだそうです。ただし、歯の詰め物に水銀アマルガムがあるからといって、すぐに掌蹠膿疱症になる訳ではありませんので、安心してください。一番大切なのは自分の体質を知ることで、自分が何に対してアレルギーがあるのか知っておくことですね。少しでも心あたりのある方は、皮膚科で金属アレルギーの検査を受けることをおすすめします!
手のひら(掌、手の平)に発疹がでる病気といえば、一番始めに思いつくのが手足口病ですね。手足口病は、乳幼児・小児によくみられる疾患で、手のひら、足の裏、口の中の発疹と水泡を特徴としています。一般的には発熱で始まる軽い病気で、ほとんどの人が、4・5日から1週間でで自然に治ります。合併症もほとんどありませんが、まれに髄膜炎等の中枢神経症状が発生し入院が必要となるケースもあります!これの原因はいくつかのウイルスがもとで、最も一般的なのはコクサキーA16というウィルスですが、A10、この他エンテロウイルス71なども原因となります。手足口病の典型的な症状としては、軽い発熱、食欲不振、だるい等の体調の不良、のどの痛み等ががあります。発熱のあと1、2日ぐらいから手のひら、足の裏、口の中に発疹が出現します。口の発疹は、舌や口の内側の粘膜に軽度の痛みをともなった小さな水泡ができます。小さい子には酷な症状ですね。通常は、10歳以下の乳幼児・小児に発生しますが、大人もかかることがあるので注意してくださいね。一度かかると免疫が成立しますよ。
手のひら(掌、手の平)に発疹を見かけたら、色々な病気の疑いがあるので、どうかこの症状を見逃さないでください!子供の場合、発疹はあせも、おむつかぶれなどの発疹が出る病気たくさんあると思います。熱がでてから出るもの、熱が下がってから出てくるもの、熱は出ないけど発疹が出るもの、かゆみがあったりとその症状はさまざまだと思います。実はこの発疹、色や形状、出方で病気の診断ができることがあることをご存知ですか?特に、発疹が全身に出ているのか、体の一部なのかママはよく観察する必要があります。皮膚が小さくボツボツ盛り上がったものは丘疹(きゅうしん)といい、その中に水ぶくれができているものを水疱(すいほう)膿がたまっていれば膿疱(のうほう)といいます。水疱のようにかゆみのあるものと突発性発疹のようにかゆみのないものがあります。手のひらや足の裏、手足の指が赤くなり、胸やおなかなどに発疹がでて、手足がパンパンに腫れる場合、川崎病の疑いがあります。そのほかにもハウスダストなどのアレルギーや食べ物による発疹もあります。何はともあれ、一番重要なのは日頃からよく観察することですね。