メニエール病とは?

メニエール病とは、フランスの内科医師であったプロスパー・メニエール(Prosper Meniere)氏が、めまいが内耳からおきることを初めて提唱したと言われており、それにちなんで内耳性めまいのある症状のことをメニエール病と 言うようになりました。他にも、メニエール氏病やメニエル氏病ともいわれますが、このメニエール病は、通常30歳〜50歳に多く見られ、日本でのメニエール病の有病率は10万人に30〜40人と言われています。また、最近では軽い症状を訴える人も増加しているようで すが、通院や薬の投与などで一度で治ってしまうこともあります、しかし、そのほとんどが症状が治まっても、また同じような症状を繰り返すことがあります。メニエール病の主な症状として、ぐるぐる回るようなめまいを繰り返し、内耳の中にリンパ液がたまり水腫(むくみ)ができ、聴覚や平衡感覚に異常が起きてしまいます。また、耳鳴りを伴うこともあます。

メニエール病の症状と原因

メニエール病の症状は、まず、回転性めまい(発作的なグルグルと回るめまい)や、難聴(聴力の低下、耳の中が詰まった感覚)、そして、耳鳴り(金属音や低音が耳の中で鳴っている感覚)などで、めまいの発作は軽いもので数分から数時間、また、重いものになると2〜3日続くこともあり、このめまいによって、吐き気や嘔吐を繰り返す場合があります。 聴力の低下として、エレベーターの中で急に耳がつまったように急に耳の聞こえが悪くなる場合があり、 耳鳴りの中でも、「キーン」と高い金属音や「ゴォー」といった低い音まで耳鳴りがする場合もあります。こういったメニエール病の症状により、日常の生活や仕事に支障が出てしまいます。また、これらのメニエール病の原因についてなのですが、現状では、ハッキリと分かっておらず、過労やストレスがきっかけとなって起こるとも考えられていています。自律神経の異常や、血行不全、リンパ圧、アレルギー、遺伝性、水分代謝の異常による内耳内の水分貯留、中枢の発作などによるものではないかといわれていますが、 メニエール病にかかりやすい例として、性格が几帳面な人、融通のきかない人、小さなことクヨクヨ悩む人に多いとも言われており、ストレスの多い現代社会において、年々増加しています。

メニエール病の治療法

メニエール病の治療については人それぞれの症状や病院によって異りますので、ご自身でまずは、症状を把握し、医師へのご相談をまず強くおすすめします。メニエール病の治療法の主な例として挙げると、症状により通院もしくは入院どちらかになるのですが、今のところ、薬による治療がメインです。メニエール病の症状によっては利尿剤などの薬を多く使います。また、内耳の細胞の活性化させる目的で、ビタミン剤、抗炎症作用を目的としてステロイド剤、血流を改善するための末梢循環改善剤、めまいの薬なども使う場合もあります。薬による治療で症状が抑えらず、日常生活に支障をきたす場合は、手術も行われる場合もあり、薬と手術の中間的な治療法もあります。また、鍼、灸などの治療法もあり、症状を緩和させるという意味で、試してみる価値はあるかと思います。めまいがするからメニエール病と勘違いされる方もいらっしゃいますので、まずは、ご自身で症状をよく把握しておく必要があります。

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