夜尿症(おねしょ)とは

夜尿の原因としてよく「子どもの性格の問題」だとか「保護者の育て方の問題」などと言われたりしますが、これは誤っています。夜尿症の多くは複数の原因がみられるのが一般的で、「夜間の尿量が多いこと」と「夜間の膀胱容量が小さいこと」である場合が多いです。

つまり夜間尿量が夜間の膀胱容量を上回ることでおこるのです。体の冷えも夜尿の素因だとされています。

 

 

 

夜尿症(おねしょ)の原因

いろいろ原因はあって、まずは夜間の尿量が多い事がうたがわれます。
夜間の尿量をコントロールする抗利尿ホルモンの分泌のバランスが崩れているためおこります。
このホルモンが昼間は少なく夜間に多く分泌されなければ夜間につくられる尿量は少なくなりません。
通常は成長とともに分泌のリズムは整ってきますが、夜尿症の子どもの中には昼間は大丈夫でも夜間だけ抗利尿ホルモンの分泌量が少ないために尿量が多くなります。
次に夜間の膀胱容量が未熟とも考えられます。夜間の膀胱機能は成長とともに発達し、昼間の1回の尿量より1.5〜2.0倍も夜間にためておけるようになります。
膀胱の機能が未発達なため容量が小さかったり、ちゃんと寝る前に排尿しても全部出しきれず残尿してしまう場合もあります。
ほかには睡眠時に尿意を感じられず目覚めてトイレで排尿できないということです。
心理的ストレスも夜尿の原因につながることがあります。
半年から1年以上の間おさまっていた夜尿がまた突然始まる場合は、ストレスが原因かもしれません。
自律神経に強いストレスがかかると働きが不調になるからです。そしてまれに膀胱や腎臓に器質的な異常もあります。
昼間遺尿症と言って昼間もおもらしがある場合、夜尿だけの子どもに比べると器質的異常が多いようです。

夜尿症のタイプ

夜尿症の原因はさまざまありますが、「夜間の尿量が多いこと」と「夜間の膀胱容量が小さいこと」が多いようです。
このため『多尿型』『膀胱型』『混合型』の3つのタイプにわけられます。
夜尿症のタイプは、それぞれ決まったポイントの尿量を測定することで簡単に判断できます。
『膀胱型』は昼間も夜間も膀胱容量が小さいタイプで、『解離型』は夜間のみ膀胱容量が小さいタイプです。

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